
【プロが解説】雨漏り補修スプレーの使い方と注意点|千葉・埼玉・茨城地域密着|縁の和リフォーム
本記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。千葉県・埼玉県・茨城県地域密着の 雨漏り修理に特化した 縁の和リフォーム です。
突然の雨漏りに、「とりあえず自分で何とかしたい!」と思う方も多いでしょう。そんなときに役立つのが、雨漏り補修のスプレーです。
手軽に吹きかけるだけで防水膜をつくり、応急的に雨水の侵入を防いでくれる便利アイテムです。しかし、使い方を誤ると効果が出ないばかりか、内部の劣化を悪化させてしまうこともあります。
本記事の具体的な内容
✅手軽に応急処置ができる?雨漏り補修スプレーとは
✅雨漏り補修スプレーの正しい使い方と注意点
✅まとめ|スプレー+点検で雨漏り対策!
本記事では、補修スプレーの仕組みや使い方、注意すべきポイントをプロの視点でわかりやすく解説します。
応急処置の正しい知識を身につけ、住まいを長く守るための第一歩にしましょう。
1.手軽に応急処置ができる 雨漏り補修スプレーとは

防水スプレーといっても、ゴム系・アスファルト系など特性はさまざまで、補修スプレーの使用に適した場所や素材を見極めなければ、効果を十分に発揮できません。
この章で分かること
✅雨漏り補修スプレーの仕組みと種類
✅雨漏り補修スプレーが効果を発揮するシーン
✅雨漏り補修スプレーで直らないケース
1-1. 雨漏り補修スプレーの仕組みと種類
雨漏りの補修スプレーは、吹きかけるだけで防水膜を作り、水の侵入を一時的に防ぐ便利なアイテムです。主に「ゴム系」と「アスファルト系」の2種類があり、それぞれ特性や使える場所が異なります。

✅乾くと弾力のあるゴム状の膜を形成するタイプ
✅伸縮性があるため、ひび割れ部分やサッシの隙間など、動きのある箇所に適している
✅色は透明やグレーなどがあり、外観を損ねにくいのが特徴
✅住宅の外壁やトタン屋根、ベランダの立ち上がり部分など幅広く使用できる

✅粘着力と防水性が非常に高いタイプ
✅特に金属屋根や瓦の重なり部分など、水がたまりやすい箇所で効果を発揮する
✅乾燥に時間がかかり、においも強いため、室内には不向き
💡おすすめの雨漏り補修スプレー


どちらのタイプも共通して、しっかり乾燥させてから使用することがポイントです。濡れた状態や汚れた表面では密着せず、効果が半減します。
また、スプレーはあくまで「応急処置」です。本格的な修理を行うまでの一時的な防水手段として使用しましょう。
1-2. 雨漏り補修スプレーが効果を発揮するシーン
雨漏り補修のスプレーは、小さなひび割れや隙間を一時的に防水するのに適しています。ここでは、場所ごとの特徴と注意点を紹介します。




【注意】効果が出にくい・不向きなシーン
- 水平面(屋根、ベランダ):水が溜まる場所では、水圧や荷重でスプレーの薄い塗膜がすぐに剥がれてしまうため、効果はほとんど期待できません。
- 大きなひび割れや穴:スプレーの塗膜だけでは水の浸入を防ぎきれません。防水テープやコーキング材を使う必要があります。
ただし、雨漏り補修スプレーはあくまでも一時的な応急処置で、スプレーによる効果は数週間程度です。そのため、応急処置を行った後は、必ず専門業者に雨漏りの原因特定と補修を依頼することが大切です。
1-3. 雨漏り補修スプレーで直らないケース
雨漏り補修スプレーはあくまで“応急処置”の道具であり、すべての雨漏りを直せるわけではありません。
根本的な原因が建物内部にある場合、スプレーで表面を覆っても一時的に水の侵入を遅らせるだけにとどまります。

① 内部の腐食・断熱材の劣化
外壁や屋根の内部には、断熱材や木の柱などが組み込まれています。雨水が長期間しみ込むと、内部の木材が腐食し、カビやシロアリを呼び寄せることも。こうした“見えない部分”の被害は、スプレーでは止められません。
② 下地や構造の破損
外壁のひびや屋根材のズレの下にある「防水シート」や「下地板」が傷んでいる場合、その層まで水が入り込むため、表面だけの補修では逆効果です。スプレーで覆ってしまうと、内部の水分が逃げられず、腐食が進むおそれがあります。
③ 雨漏りの原因が不明確なケース
雨水は屋根から壁、さらには窓枠のすき間などを伝って思わぬ場所から浸入することがあります。見た目のシミが出ている場所と、実際の浸入口が違うことも多く、素人判断でスプレーを使うと、かえって原因の特定を遅らせてしまいます。
千葉県・埼玉県・茨城県の地域に密着している 縁の和リフォームには、技術力の高い職人が在籍しているほか、雨漏り診断士の資格をもつ 雨漏り修理に特化した20年のプロ によって大切なご自宅の雨漏りリスクを正確に診断します。
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2.雨漏り補修スプレーの正しい使い方と注意点

例えば、汚れや湿気が残ったまま施工すると、すぐに剥がれたり、再び水が入り込む原因になることもあります。
ここでは、スプレーの力を最大限に引き出すための正しい使い方と、ありがちな失敗例、その防ぎ方までを詳しく解説します。
この章で分かること
✅補修前に必ずやるべき下準備
✅雨漏り補修スプレーの使用手順
✅よくある失敗例と防ぐコツ
2-1. 補修前に必ずやるべき下準備
雨漏り補修スプレーを使う前に、まず大切なのが「下準備」です。いくら性能の高いスプレーでも、下地の状態が悪いと密着せず、すぐに剥がれたり効果が薄れてしまいます。

①乾燥
雨の直後や湿ったままの状態では、スプレーがしっかり付着しません。日を置くか、ドライヤーや布で水分をよく拭き取りましょう。
②清掃
ほこり・泥・カビなどの汚れは、スプレー膜を弱める原因になります。ブラシや雑巾で汚れを落とし、必要に応じて中性洗剤で軽く洗浄しておくのがおすすめです。
③ひび割れの確認
スプレーで補えるのは表面の細かな隙間までです。もし指先で触れて分かるほどの大きなひびや、内部に空洞がある場合は、スプレーでは完全に塞ぐことはできません。そのような場合は、補修材やコーキング剤で下地を整えてからスプレーを使うと、より効果的です。
2-2. 雨漏り補修スプレーの使用手順
下準備が終わったら、いよいよスプレー補修の本番です。
【雨漏り補修スプレーの使用手順】

①1分ほどよく振る
中の成分を均一に混ぜることで、ムラのない仕上がりになります。

②スプレーを吹きつける
対象面から20〜30cmほど離して行うのが基本です。近すぎると液が溜まりやすく、垂れやすくなってしまいます。逆に遠すぎると密着が弱くなるため、一定の距離を保ちながら“サッと薄く”吹き付けるのがコツです。

③2〜3回に分けて重ね塗りする
1回目を軽く吹き、10〜15分ほど乾かしてから2回目を塗ることで、均一で丈夫な防水膜ができます。気温が低い日や湿度が高い日は乾燥に時間がかかるため、説明書に記載の目安を確認しましょう。

✅スプレーの向きに注意!
逆さ向きではガスだけが出てしまうことがあります。垂直またはやや斜めに構えて吹きつけると、きれいに塗布できます。
仕上げ後は、完全に乾くまで半日〜1日程度は触れずに放置しましょう。しっかり固まった後に防水効果が発揮されるため、焦らず時間を置くことが大切です。
2-3. よくある失敗例と防ぐコツ
雨漏り補修スプレーは手軽に使えますが、やり方を間違えると「防水できたつもり」で終わってしまうことも少なくありません。ここでは、特によくある失敗例とその防ぎ方を紹介します。

①濡れたままの状態でスプレーを吹く
水分が残っているとスプレーが密着せず、数日で剥がれてしまいます。施工前には必ず完全に乾かし、雨の日や湿度の高い日は避けましょう。
②厚く一度に吹きすぎる
速く仕上げたいあまり厚塗りすると、表面だけ乾いて中が固まらず、気泡やひび割れの原因になります。1回につき薄く吹き、乾燥を挟んで2〜3回重ねるようにしましょう。
③気温・湿度にも注意
10℃以下では硬化が遅く、湿度80%を超えると白く濁ることがあります。施工は晴天で風通しの良い日に行いましょう。
④素材との相性
ゴム系スプレーはトタンやコンクリートに、アスファルト系は金属や屋根材に適しています。用途を守らないと密着不良の原因になるため、必ずパッケージを確認しましょう。
3.雨漏り修理に特化|縁の和リフォーム
縁の和リフォーム 代表、反田 俊一(たんだ しゅんいち)と申します。

雨漏りは、ある日突然気づき、心配や不安を大きくしてしまうものです。
「これ以上広がらないかな」「修理費が高くついたらどうしよう」そんなお客様の気持ちに寄り添うことが、私たちの第一歩です。
私たちは、原因をていねいに調査し、今だけでなく将来まで安心できる修繕をご提案します。必要以上の工事をおすすめすることはなく、状況に合わせた最適な方法を一緒に考えることを大切にしています。

修理が終わった後も、住まいを長く快適に保てるよう、アフターフォローまでしっかり対応いたします。
「縁の和リフォームに相談してよかった」「これで安心して暮らせる」そう思っていただけるように、誠実で温かい対応を心がけています。
まとめ|スプレーと点検で雨漏り対策

しかし、あくまでスプレーは「応急的な防水」にすぎません。
内部の下地や構造部分が傷んでいる場合、外側からスプレーをしても根本的な解決にはなりません。放置することで、断熱材の湿気や木材の腐食、シロアリ被害など、見えない部分で大きなトラブルに発展する恐れもあります。
そのため、スプレー補修をした後は専門業者による点検・補修を早めに行うことが大切です。状態を正確に把握し、必要に応じて防水処理や外壁補修を行うことで、住まいを長く安全に保つことができます。
縁の和リフォームでは、千葉・埼玉・茨城エリアで雨漏りの無料点検・見積もりを実施中です。
「応急処置はしたけれど不安…」という方も、ぜひお気軽にご相談ください。あなたの住まいに最適な補修プランをご提案します。

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