
千葉市のリフォーム補助金は使える?令和8年度の対象工事・申請の流れを図解で解説|千葉・埼玉・茨城地域密着|縁の和リフォーム
千葉市でリフォームを検討している方のなかには、
「 リフォームに補助金は使えるの? 」
「 窓の断熱や二重窓は対象になる? 」
「 トイレや水回りの改修も補助金が出る? 」
「 工事を始める前に申請が必要なの? 」
と悩まれている方も多いのではないでしょうか。
リフォーム補助金はうまく活用できれば、工事費用の負担を軽くできる可能性があります。しかし、千葉市の補助金制度は「リフォームなら何でも対象」というものではなく、省エネ・耐震・高齢者向け住宅改修など、目的ごとに制度が分かれているのが特徴です。
実際に千葉市では、住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金・木造住宅耐震診断・耐震改修補助制度・高齢者住宅改修費支援サービス事業 など、住まいに関する複数の助成制度が案内されています。
本記事では、千葉市でリフォームを検討している方に向けて、補助金の考え方、対象になりやすい工事、申請の流れ、注意点を図解を交えながらわかりやすく解説します。
令和8年度 千葉市リフォーム関連補助金の全体像

千葉市では、市民の安全・安心な生活環境の整備、および脱炭素社会の構築に寄与する住宅リフォームを推進するため、各種補助・助成制度を実施しています。
まずは、どのような制度があるのか、その全体像を把握しましょう。
1-1. 千葉市の補助金は目的ごとに確認
千葉市のリフォーム関連補助金は、ひとつの大きな「住宅リフォーム補助金」として、まとまっているわけではありません。
目的別に見ると、主に次のような制度があります。

ここで注意したいことは、外壁塗装や通常の内装リフォームが、必ず補助対象になるとは限らない という点です。
千葉市の住まいに関する助成制度ページでは、住宅に関する各種助成制度がまとめられていますが、外壁塗装については補助金がない旨も案内されています。
そのため、屋根修理・外壁修理・雨漏り修理を検討している場合も、単体で補助対象になるかどうかは慎重に確認が必要です。
千葉市:住まいに関する助成制度
住まいに関する助成制度等について、こちら で案内されています。

補助金を調べるときは、まず「 何を直すか 」だけでなく、「 何のためにリフォームするのか 」を整理しましょう。
千葉市の補助金は、省エネ・耐震・高齢者支援など目的ごとに制度が分かれているため、工事の目的を確認することで、対象になる制度を探しやすくなります。
つまり、リフォーム内容そのものよりも「 何のための工事なのか 」が重要になります。まずは、省エネ・耐震・高齢者支援など、工事の目的を整理することから始めましょう。
1-2. 対象となる住宅の条件とは
補助金の対象となるかどうかは、工事内容だけでなく、住宅の種類(一戸建て・マンションなど)や、現在の居住状況(持ち家・賃貸・同居家族など)によっても異なるため、事前確認が重要です。

千葉市では、木造住宅の耐震改修(平成12年5月31日以前の建築が対象)や、太陽光・断熱改修などの脱炭素化、また高齢者向けのバリアフリー化など、多種多様な補助金制度を設けています。
制度ごとに「 対象となる住宅の築年数 」や「 住まいの方の年齢・状況 」などの条件が大きく異なりますので、計画の前にどの制度が利用できるか必ず確認しましょう。
特にマンションや集合住宅の場合は、専有部分と共用部分の違いにも注意が必要です。
窓や玄関ドアなどは、マンションの管理規約によって自由に工事できない場合もあるため、補助金とあわせて、管理組合への確認も必要になることがあります。

申請前には工事内容だけでなく「 その住宅が制度の条件に合っているか 」まで確認しておくことが大切です。
1-3. 工事内容ごとの確認ポイント
千葉市の補助金を使えるかどうかは、以下の3つをセットで確認すると整理しやすくなります。

千葉市の高齢者住宅改修費支援サービス事業では、「 手すりの取り付け・段差解消・床材変更・引き戸等への扉の取り替え・和式便器から洋式便器への交換 」などが工事例として案内されている一方で、同制度では古くなったものや故障したものを単に新しいものに交換する工事は 対象外 となる可能性があるため、工事の目的を明確にすることが重要です。
たとえば、トイレ改修の場合「 古くなった便器を新しくしたい 」という理由だけでは対象外になりやすいですが、「 高齢の家族が安全に使えるように、和式便器を洋式便器に変更したい 」という目的であれば、制度の対象になる可能性があります。
補助金を上手に活用するためには、工事内容・住宅条件・申請時期をセットで確認することが欠かせません。

ここからは、千葉市で確認したい主な補助対象工事について、具体的に見ていきましょう。
補助対象の工事・設備一覧
千葉市のリフォーム関連補助金は、工事の内容によって対象となる制度が異なります。
特に確認しておきたいことは、「 窓断熱や二重窓などの省エネ改修・太陽光発電・蓄電池などの住宅用設備・木造住宅の耐震改修・高齢者向けの住宅改修 」です。
ただし、同じリフォーム工事であっても、目的や申請条件によって補助対象になる場合とならない場合があるため、まずは「 千葉市で補助対象になりやすい主な工事と設備 」について、一緒に確認していきましょう。
2-1. 窓断熱・二重窓で使える補助金
窓まわりのリフォームは、住まいの快適性を高めるうえで重要な工事です。
冬の寒さや夏の暑さ、結露、冷暖房効率の悪さに悩まれている場合、窓の断熱改修や二重窓の設置を検討する方も多いのではないでしょうか。

千葉市の住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金では、住まいの寒さや暑さ対策に人気の「 窓の断熱改修 」が対象設備のひとつに含まれています。
この補助金は家庭における地球温暖化対策の推進に加え、電力の強靭化を図るために住宅用設備等を導入する市民の方に補助金が交付されます。
ただし、法人は「 対象外 」 となるため注意が必要です。
令和8年度の案内によると、かかった費用の 4分の1(最大8万円まで) が補助されるため、実質的な負担を大きく減らして住まいを快適にできる非常にありがたい補助金制度です。
特に窓断熱は、次のようなお悩みがある方に向いています。

補助対象になる製品や工事内容・申請条件は制度ごとに異なるため、国の補助金と併用する場合は、補助対象経費の考え方にも注意が必要です。
窓の断熱対策は、一度行うことで、その先の快適さと省エネ効果が続く、投資価値の高いリフォームです。補助金制度を上手に組み合わせることで、予算を抑えながら理想の住環境を手に入れることができます。
補助申請方法
詳しくはこちらの パンフレット(PDF) をご覧ください。
問い合わせ先
千葉市環境局環境保全部脱炭素推進課
電話:043-245-5185
2-2. 太陽光・蓄電池の補助制度
千葉市では、住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金として、「 太陽光発電システム、家庭用燃料電池システム、定置用リチウムイオン蓄電システム、窓の断熱改修 」などが対象設備として案内されています。
なお、こちらの補助金は事後申請となります。
令和8年度の案内では、主な補助額として次の内容が示されています。

引用元:千葉市公式ホームページ
この補助金は太陽光発電や蓄電池などの電気代対策だけでなく、災害時の備えとしても注目されている制度です。
特に太陽光発電や蓄電池は屋根の状態とも密接に関係し、屋根に劣化や雨漏りの不安がある場合は、設備を設置する前に屋根の点検を行うことが大切です。
太陽光発電や蓄電池の導入を検討する際は、補助金だけでなく、屋根の状態もあわせて確認しましょう。
補助申請方法
詳しくはこちらの パンフレット(PDF) をご覧ください。
問い合わせ先
千葉市環境局環境保全部脱炭素推進課
電話:043-245-5185
2-3. 木造住宅の耐震補助
築年数の古い木造住宅にお住まいの方は、耐震診断・耐震改修の補助制度も確認しておきたいポイントです。

引用元:千葉市公式ホームページ
千葉市の住宅の耐震診断・耐震改修補助制度では、木造住宅の耐震診断費、耐震改修工事費、耐震シェルター設置費の一部を補助する制度が案内されています。
それぞれの役割が異なるため、「 最初から工事の補助を申請する 」のではなく、まずは現在の住宅の状態を確認し、必要な制度を選ぶことが大切です。
①|住宅の状態を調べる「 耐震診断 」
耐震診断とは、住宅が地震に対してどの程度の強さを持っているのかを調べるものです。千葉市における令和8年度木造住宅耐震診断補助制度では、次のすべての条件を満たす方が対象となります。
- 昭和56年5月31日以前の耐震基準で建てられた木造住宅であること
- 兼用住宅(住宅部分が過半のものに限る)も対象
- 都市計画法、または建築基準法に違反している住宅、および土砂災害防止法第9条に基づき、指定された区域(レッドゾーン)にある住宅(安全対策を講じている場合は除く)は対象外
- 混構造(一部鉄骨等を使用している建物など)スキップフロア、ツーバイフォーなどは対象外
この木造住宅耐震診断補助制度は、耐震診断にかかった費用の 80%相当(上限9万6,000円)を限度 に補助しています。
つまり、本来支払う金額の20%の自己負担で、住まいが地震に強いかどうかをプロに診てもらうことができます。
このような方に向いています
- 築年数が古く、耐震性が心配
- 大きな地震が来たときに倒壊しないか不安
- 耐震改修が必要かどうか分からない
- まず、現在の住宅の強さを知りたい
木造住宅耐震診断の基本的な流れは、以下の通りです。

この図にあるように「 交付決定後 」に、耐震診断へ着手する必要があるため、契約や診断を先に進めないよう注意しましょう。
また、住宅の耐震性が分からない場合は、いきなり大規模な工事を検討するのではなく、まず耐震診断によって現在の状態を把握することが第一歩です。
補助申請方法
詳しくはこちらの パンフレット(PDF) をご覧ください。
②|診断結果をもとに補強する「 耐震改修 」
木造住宅耐震改修補助制度は、安全で災害に強いまちづくりに向けて、平成12年(2000年)5月31日以前の耐震基準によって建設された木造住宅の耐震改修工事費用の一部を補助する制度です。
千葉市における令和8年度木造住宅耐震改修補助制度では、次のすべての条件を満たす方が対象となります。
- 昭和56年5月31日以前の耐震基準で建てられた木造住宅であること
- 従来の軸組工法(骨組みが柱と梁)の一戸建てで、2階以下のものであること
- 所有者、または所有者の配偶者、もしくは一親等の親族が居住していること
- 過去に同様の補助を受けていないこと
千葉市の令和8年度制度では、補助額は耐震改修工事費の 5分の4、上限は115万円 が限度になります。
ただし、補助の対象になる金額は消費税を除いた工事費で計算されるため、注意が必要です。
また、二段階に分けて耐震改修工事を行う場合は、1回につき上限 57万5,000円、2回合わせて 最大115万円 まで補助されます。
主な耐震改修工事
- 壁や筋交いの補強
- 柱や梁の接合部の補強
- 基礎のひび割れや劣化部分の補強
- 重い瓦屋根から軽い屋根材への変更
- 建物全体のバランスを考えた補強
木造住宅耐震改修補助の基本的な流れは、以下の通りです。

申請には耐震改修工事前後の平面図や現地調査の写真・見積書などが必要です。また、工事完了後には工事写真や契約書・領収書などを提出します。
この木造住宅耐震改修工事は住宅の弱い部分を把握したうえで適切に補強する工事になります。費用や工事内容だけでなく、申請前の診断や補強計画も含めて早めに準備しましょう。
補助申請方法
詳しくはこちらの パンフレット(PDF) をご覧ください。
③ 一部屋に安全空間をつくる「 耐震シェルター 」
耐震シェルターは住宅全体を補強する代わりに、寝室などの一部屋に強固な安全空間を設置する方法です。
たとえば、住宅全体の耐震改修が費用面や建物の条件から難しい際に地震による倒壊から命を守る選択肢のひとつになります。
千葉市では、1981年5月31日以前の耐震基準で建てられた木造住宅を対象に 設置費の2分の1、上限20万円 を補助しています。
このような方に向いています
- 住宅全体の耐震改修が難しい
- 工事費用を抑えながら安全性を高めたい
- 寝室など、生活時間の長い部屋を守りたい
- 高齢者が生活する部屋に安全空間をつくりたい
耐震シェルターの設置補助の基本的な流れは、以下の通りです。

申請時には耐震シェルターの設置場所を示す平面図や、耐震シェルターの仕様、及び公的機関等での強度試験等のデータに関する書類、見積書などが必要です。
(住まいを丸ごとリフォームするのは予算的に厳しい…)という方でも諦める必要はありません。
耐震シェルターなら、万が一の倒壊時にも命を守る安全なスペースを住まいの中に作ることができます。まずは一度、お住まいの市役所の窓口や建築のプロに使える補助金も含めて相談してみてはいかがでしょうか?
※ 耐震診断・耐震改修・耐震シェルターを検討する際は、見積もりを取った段階で都市局建築部建築指導課へ確認し、交付決定後に契約・着手されることをおすすめします。
問い合わせ先
都市局建築部建築指導課
電話:043-245-5836
mail:shido.URC@city.chiba.lg.jp
2-4. 高齢者向けの住宅改修補
高齢のご家族がいるご家庭では、手すりの設置や段差解消・トイレ、浴室の改修が必要になることがあります。
千葉市の高齢者住宅改修費支援サービス事業では、要介護または要支援認定を受けている65歳以上の方で、身体機能の低下により日常生活に支障がある方を対象にした「 手すりの設置や段差解消 」などの住宅改修工事費用の一部を助成するとされています。

高齢者住宅改修費支援サービス事業の工事例としては、次のようなものがあります。

また、高齢者住宅改修費支援サービス事業の対象となる方は、以下の通りです。
対象となる方
- 市内在住の65歳以上の要介護(要支援)認定者
- 高齢者の方が現に居住している住宅(介護保険証に記載されている住所地)が対象です。
- 身体障害者手帳(1,2級)、療育手帳(AからAの2)をお持ちの方は、当事業を利用することができません。「重度障害者住宅改造費助成事業」をご利用ください。
- 高齢者と生計を一にする世帯員全員のうち当該年度の市民税所得割額(申出が4月から7月までの間に行われる場合にあっては前年度の市民税所得割額)が最も多い方の課税額が21万3千円を超える場合は対象となりません。
- 要介護認定を申請中の場合は、申出書提出時に必ずお申し出ください。
高齢者住宅改修費支援サービス事業は、単に設備を新しくするための制度ではなく、高齢の方が住み慣れた自宅で、より安全に、安心して暮らし続けるための支援制度です。
必要に応じてケアマネジャーや千葉市の担当窓口、専門業者へ相談し、ご家庭に合った改修方法を検討しましょう。
2-5. トイレ・水回り改修の注意点
トイレや浴室・洗面所などの水回りリフォームは、工事の目的や利用する方の身体状況によって、補助金の対象になる場合と、ならない場合があります。
たとえば、高齢者向けの住宅改修制度では、和式便器から洋式便器への交換・手すりの設置・床の段差解消・滑りにくい床材への変更などが対象工事として認められることがあります。
これは単に設備を新しくするためではなく、「 転倒を防ぐ・立ち座りをしやすくする・介助の負担を軽くする 」など、日常生活の安全性や使いやすさを高めることを目的としている一方で、「 便器や浴槽、洗面台などが古くなった・故障した・見た目を新しくしたい 」といった理由だけで交換する工事は制度の目的に合わず、補助対象外 となる場合があります。

補助金の利用を検討する際は、設備の交換そのものではなく、「 誰のために・どのような不便や危険を改善する工事なのか 」を明確にすることが大切です。
また、制度によっては工事前の申請やケアマネジャー、市の担当窓口への相談・指定業者による施工が必要になる場合があります。
工事を始めてからでは申請できないこともあるため、見積もりや契約を進める前に、対象条件や申請方法を確認しておきましょう。
2-6|補助金の受付期間と申請時期を確認
補助金制度は工事内容だけでなく、受付期間や申請のタイミングもそれぞれ異なります。
同じ千葉市の制度でも、期間を定めて受け付けるもの・予算上限に達するまで先着順で受け付けるもの・年間を通して随時受け付けるものがあります。
ここでは、これまでご紹介した制度の受付期間と申請時期を一覧で整理していきましょう。

補助金は受付期間内であっても、予算上限に達した時点で終了する場合があります。また、申請前に契約や着工をすると 対象外 になる制度もあるため注意が必要です。
補助金制度の内容は年度途中に変更される場合もあるため、リフォームを検討し始めたら工事内容だけでなく、受付期間・申請時期・予算の残り状況まで早めに確認しましょう。
申請の流れを図解で解説
千葉市の補助金を活用するためには、対象となる工事を選ぶだけでなく、申請の順番を正しく理解することも大切です。

千葉市のリフォーム関連補助金には、「 工事を始める前に申請する制度 」と、「 工事が完了してから申請する制度 」があります。申請時期を間違えると、本来は対象になり得る工事でも、補助金を受けられなくなる場合があります。
ここでは、補助金申請を進める際に確認しておきたいことを順番にわかりやすく解説します。
3-1. 申請前に確認すること
補助金を申請する前に、まず確認したいことは「 工事が対象になるか 」だけではありません。
対象となる人、住宅、設備、受付期間、申請時期など、複数の条件を満たす必要があります。工事を検討し始めた段階で、次の項目を整理しておきましょう。
①|工事の目的を整理する
同じ設備交換でも、工事の目的によって補助対象になるかどうかが異なります。
たとえば、トイレを新しくする工事でも、単に古くなった便器を交換するだけの場合と、高齢者の立ち座りをしやすくするために洋式便器へ変更し、手すりを取り付ける場合とでは、制度上の扱いが異なることがあります。
そのため、次のように目的を具体的に整理しましょう。
- 断熱性を高めて省エネにつなげたい
- 地震に備えて住宅を補強したい
- 転倒を防ぐために段差をなくしたい
- 高齢の家族が安全にトイレを使えるようにしたい
- 太陽光発電や蓄電池を導入したい
②|対象者と対象住宅を確認する
補助制度によっては、次のような条件があります。
- 千葉市内に居住していること
- 対象住宅に実際に住んでいること
- 住宅の所有者であること
- 市税を滞納していないこと
- 要介護、要支援認定を受けていること
- 一定の時期以前に建てられた木造住宅であること
たとえば、木造住宅耐震診断補助制度は「 旧耐震基準で建築された住宅 」を対象としています。また、耐震改修補助の適用にあたっても「 建築時期や診断結果等に応じた要件 」が設定されているため、各段階での留意が必要です。
また、高齢者住宅改修費支援サービス事業では、「 要介護、または要支援認定を受けた65歳以上の方で身体機能の低下により日常生活に支障がある方 」などが対象となります。
③|受付期間と予算状況を確認する
補助金は受付期間内であっても、予算上限に達した時点で終了する場合があります。
特に先着順の制度では、見積もりや必要書類を準備している間に受付が終了する可能性もあるため、リフォームを検討し始めたら、できるだけ早く公式ページや担当窓口で受付状況を確認しましょう。
④|申請する時期を確認する
申請前に最も注意したいことが、「 契約・着工 」の順番です。
耐震診断、耐震改修、高齢者住宅改修などは、原則として事前申請が必要です。交付決定や助成対象の確認を受ける前に契約・着工をしてしまうと、補助の対象外 になる可能性があります。
一方、住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金は、設備の設置や引渡しが完了した後に申請する事後申請型となります。
ただし、対象製品・住宅・設置条件などを満たしている必要があるため、工事後に初めて制度を確認することは危険です。契約前に対象要件を確認しておきましょう。

補助金の申請では工事内容だけでなく、「 対象者・住宅条件・受付期間・申請時期まで 」確認する必要があります。契約や工事を急ぐ前に、まずは利用したい制度の条件を一つずつ整理しましょう。
3-2. 必要書類と申請の進め方
補助金申請では、制度ごとに決められた申請書と添付書類を提出します。必要書類は制度によって異なりますが、一般的には次のような資料を準備します。

✅ 見積書は「一式」ではなく、「内訳」を分ける
見積書は、「 補助対象工事 」と「 対象外工事 」を区別できる内容にすることが大切です。たとえば、トイレ改修工事一式 とだけ書かれている場合、どの工事が補助対象なのか判断がしにくくなります。
耐震改修の申請でも、図面・現地調査写真・耐震診断報告書・工事費の見積書など、工事内容を具体的に確認できる書類が必要となります。
✅ 写真は「工事前・工事中・工事後」に撮影する
写真は、工事の必要性や実施内容を確認するための重要な資料です。工事前の写真を撮り忘れると、改修前の状態を証明できないことがあるため、工事業者にも補助金を利用する予定であることを伝え、必要な写真を残してもらいましょう。

千葉市の補助金制度によって、申請方法は異なります。
補助金申請の様式は、年度ごとに更新される場合があるため、以前保存した申請書はそのまま使わず、申請する年度の最新版をダウンロードしましょう。
また、千葉市の耐震補助制度でも令和8年度から一部様式が新しくなったと案内されています。
補助金関係の必要書類は工事が終わってからでは準備ができないものもあります。特に工事前の写真・詳細な見積書・製品仕様書等は、契約前の段階から施工業者と共有し、早めに揃えておきましょう。
申請様式
千葉市公式ホームページは こちら から
3-3. 着工前申請と完了後申請の違い
千葉市の補助金制度には、大きく分けて次の2つがあります。

「 工事前申請 」と「 工事後申請 」の違いは、補助金を受けるうえで最も重要なポイントの一つです。
制度名だけで判断せず、契約・着工・申請の正しい順番を確認してから進めましょう。
3-4. 不備になりやすい注意点
千葉市の補助金申請では、小さな記載漏れや写真の提出不足によって、追加書類を求められることがあります。
特に注意したいことは、次のようなケースです。
①|契約・工事を先に進めてしまった
事前申請が必要な制度では、交付決定前に契約や着工をすると、補助対象外 になる場合があります。施工業者へ相談した際は、最初に「 補助金を利用したい 」と伝え、正式な契約日は、交付決定後に設定できるか確認しましょう。
②|工事前の写真が不足している
工事後の写真だけでは、以前の状態や工事の必要性が分からないことがあるため、次のように対象箇所全体と細部の両方を撮影しましょう。
- 部屋全体が分かる写真
- 段差や劣化部分の拡大写真
- 既存設備の型番
- 工事する壁、床、窓などの位置
- 日付や場所が整理できる写真データ
③|見積書の内容が不明確
見積書に、「 工事一式 」としか記載されていない場合、補助対象経費を判断できないことがあるため、「 材料費・製品代・施工費・撤去費・処分費 」などを分けてもらいましょう。複数の工事を同時に行う場合は、補助対象工事と対象外工事の金額を分けることも大切です。
介護保険の住宅改修では、利用者保護や給付適正化の観点から、複数の事業者から見積もりを取るよう案内されています。
④|書類の名義・金額・日付が一致していない
次の書類は、内容が一致しているか確認しましょう。
- 申請書
- 見積書
- 契約書
- 請求書
- 領収書
- 振込記録
- 製品保証書
- 工事完了証明書
申請者名・住宅の住所・工事金額・契約日・支払日などが異なると、追加確認が必要になる場合があります。
⑤|所有者や共有者の確認ができていない
申請者と住宅所有者が異なる場合や住宅が共有名義の場合は、所有者の同意書などが必要になることがあります。
耐震関連の住宅補助では「 登記事項証明書や住民票・滞納無証明書 」などが必要になる場合があり、共有住宅では「 共有者全員の同意書 」を求める制度もあります。
⑥|最新の様式を使っていない
申請書の様式や必要書類は、年度ごとに変更されることがあります。インターネット上で以前保存した書類や、過去に施工業者から受け取った様式を使うのではなく、申請時点の千葉市公式ページから最新版をダウンロードしましょう。

補助金申請では、「 写真・見積書・申請時期・書類の名義 」など、細かな確認が欠かせません。
分からない点をご自身の判断で進めず、申請前に千葉市の担当窓口や施工業者へ確認することで、不備や手戻りを防ぎやすくなります。
まとめ|対象条件と申請順序の確認が大切

千葉市では、窓の断熱改修や太陽光・蓄電池・木造住宅の耐震対策・高齢者向け住宅改修など、目的に応じた補助制度が多数用意されています。
ただし、すべてのリフォームが対象になるわけではなく、住宅や申請者・工事内容などの条件確認が必要となり、着工前に申請する制度と工事完了後に申請する制度もあるため、契約や工事を進める前に正しい順番を確認しましょう。
受付期間内でも予算上限に達すると終了してしまう場合が考えられます。最新情報を千葉市の公式ページや担当窓口で確認し、見積書や写真・必要書類を早めに準備することが、補助金を活用するための大切なポイントです。

大手リフォーム会社の関東統括部長に就任後、2社のリフォーム会社の立ち上げに携わり、20年のキャリアを活かして独立。自身の雨漏り診断件数は「1,000件」を超えており、雨漏り再発率は「0.2%」雨漏り診断士歴 20年
雨漏り診断士は、お客様の大切な住まいを守り、安心と笑顔を届ける素晴らしい仕事です。

