【保存版】屋根の種類別|雨漏りの原因と注意点|千葉・埼玉・茨城地域密着|縁の和リフォーム

本記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。千葉県・埼玉県・茨城県地域密着の 雨漏り修理に特化した 縁の和リフォーム です。

屋根は住まいを雨や風から守る最前線ですが、「屋根の種類によって雨漏りの原因や修理方法が違う」ことは意外と知られていません。

瓦屋根・スレート屋根・金属屋根・陸屋根(屋上防水)など、それぞれ構造や弱点が異なるため、同じ雨漏りでも適切な対処は変わります。屋根材だけを直しても直らない、コーキング補修で一時的に止まっただけ…そんな失敗の多くは、屋根の種類を正しく理解せずに修理を進めてしまうことが原因です。

本記事の具体的な内容

✅屋根の種類と基本的な特徴

✅屋根の種類と雨漏り修理の関係

まとめ

この記事では、屋根の種類ごとの特徴と雨漏りが起きやすいポイント、修理との関係をわかりやすく解説します。ご自宅の屋根を知ることが、雨漏りを再発させない第一歩です。

1.屋根の種類と基本的な特徴

一口に「屋根」といっても、実はその種類によって構造や耐久性、メンテナンスの考え方は大きく異なります。

瓦屋根・スレート屋根・金属屋根・陸屋根(屋上防水)など、日本の住宅で使われている屋根にはそれぞれ特徴があり、向いている建物や注意すべきポイントもさまざまです。

「瓦だから安心」「新しい屋根だから大丈夫」と思われがちですが、屋根の種類を正しく理解していないと、雨漏りのリスクを見逃してしまうことも少なくありません。

この章で分かること

✅日本の住宅で多い屋根の種類

屋根の種類別|メリット・デメリット

✅屋根の種類別|雨漏りリスク

この章では、代表的な屋根の種類と基本的な特徴、そしてメリット・デメリットを整理しながら、屋根ごとに気をつけたい雨漏りの考え方を分かりやすく解説していきます。

1-1. 日本の住宅で多い屋根の種類

日本の住宅で多く採用されている屋根は、大きく分けて「瓦屋根」「スレート屋根」「金属屋根」「陸屋根(屋上防水)」の4種類です。
それぞれ見た目や構造が異なり、使われやすい住宅タイプにも特徴があります。

【瓦屋根】

和瓦・洋瓦などがあり、重厚感のある見た目が特徴です。戸建て住宅、とくに築年数の経った木造住宅で多く見られます。耐久性が高い一方、屋根が重いため下地や構造への負担が大きくなります。

【スレート屋根(コロニアル)】

薄い板状の屋根材を重ねる軽量な屋根です。新築戸建てで最も多く採用されており、すっきりした外観が特徴です。軽量で施工しやすい反面、定期的なメンテナンスが前提となります。

金属屋根(ガルバリウム鋼板など)

シャープでモダンな印象があり、近年人気が高まっています。戸建てだけでなく、リフォームや屋根のカバー工法にもよく使われます。

【陸屋根(RC造・屋上防水)】

屋根に勾配がなく平らな構造で、鉄筋コンクリート造の住宅やビルに多く見られます。屋上として利用できる反面、防水層の状態が雨漏りリスクに直結します。

屋根の種類やそれぞれの特性を正しく理解することは、大切な住まいを雨漏りのリスクから守るための第一歩です。

素材や形状によって異なる『弱点』を事前に把握し、適切なタイミングで専門家による点検やメンテナンスを行うことが、結果として修繕費用を抑え、家族が安心して暮らせる家を長持ちさせることにつながります。

1-2. 屋根の種類別|メリット・デメリット

屋根材にはそれぞれ強みと弱点があり、「どれが一番良い屋根か」という答えはありません。重要なのは、特性を理解したうえで適切に維持管理することです。


このように、それぞれの屋根材には必ず特有の長所と短所があり、経年による変化も避けられません。

ご自宅の屋根が持つ「個性」と「弱点」を正しく把握し、変化のサインを見逃さないようにすることが、雨漏りという大きなトラブルを未然に防ぐ最も確実な備えとなります。

1-3.屋根の種類別|雨漏りリスク

屋根の種類によって、雨漏りが発生しやすいポイントも異なります。

■ 瓦屋根:耐久性は高いが「メンテナンスフリー」ではない

瓦自体は非常に長持ちしますが、瓦を固定している土台や周辺部材は時間とともに劣化します。

✅瓦のズレ・割れ

台風や地震の振動で瓦がズレたり、飛来物で割れたりした隙間から水が入ります。

✅漆喰(しっくい)の劣化

屋根の頂上部分(棟)を固定する漆喰が崩れると、中の土が流れ出し、大きな浸水経路になります。

✅谷板金・防水シートの劣化

瓦の下にある「防水シート」の寿命は20年前後です。瓦が無事でもシートが破れれば雨漏りします。

👉 ココがポイント!

「瓦は一生ものだから安心」というのは誤解です。瓦の下にある防水層のメンテナンスが実は最も重要です。

■ スレート・金属屋根:築年数が浅くても油断禁物

最近の住宅に多いスレート(コロニアル等)や金属屋根は、素材の「厚み」が薄いため、表面の劣化がダイレクトに雨漏りに繋がります。

✅ひび割れ・反り

スレートは防水塗装が切れると水を吸って反り、そこから雨を吸い上げます。

✅ビス・固定部からの浸水

金属屋根を固定しているネジ(ビス)のパッキンが腐食し、ネジ穴から直接水が入ります。

✅コーキングの劣化

接合部を埋めているゴム状のパーツ(コーキング)がひび割れると、そこが浸水口になります。

👉 ココがポイント!

これらは築10年前後でも起こり得る現象です。「まだ新しいから」と過信せず、定期的な塗装や点検が必要です。

■ 陸屋根(屋上防水):発見が遅れやすく被害が大きくなりがち

傾斜がほとんどない平らな屋根は、水が溜まりやすいため「防水層」の性能がすべてです。

✅防水層の劣化

紫外線で表面の防水シートや塗装がひび割れ、プールのように水が溜まると一気に浸水します。

✅排水不良(ドレンの詰まり)

排水口に落ち葉やゴミが詰まると、行き場を失った水がオーバーフローして室内へ漏れ出します。

 👉 ココがポイント!

平らな構造ゆえに、室内にシミが出る頃には建物の骨組みまで雨水が浸透していることが多く、大規模な修理になりやすいため注意が必要です。

ご自宅の屋根に合わせたチェックを定期的に行うことで、トラブルを未然に防ぐことができます。気になる箇所があれば、早めに専門業者への点検を依頼しましょう。

埼玉県越谷市を拠点に、地域に根ざした雨漏り専門のリフォーム会社縁の和リフォームには、技術力の高い職人が在籍しているほか、雨漏り診断士の資格をもつ 雨漏り修理に特化した20年のプロ によって雨漏りの原因を正確に診断します。

お見積もり・現場調査は無料です!まずはお気軽にご相談ください。

現地調査・お見積り・ご相談は無料です。どうぞお気軽にお問い合わせください!

2.屋根の種類と雨漏り修理の関係

雨漏り修理というと、「屋根を全部直さないといけないのでは?」と不安に感じる方も多いかもしれません。

しかし実際には、屋根の種類や雨漏りの原因によって、必要な修理内容は大きく異なります。瓦屋根・スレート屋根・金属屋根・陸屋根では、雨水の侵入経路も劣化の仕方もそれぞれ違うため、同じ雨漏りでも対処方法は一つではありません。

重要なのは、見た目だけで判断せず、防水層や下地まで含めて状態を正しく把握することです。

この章で分かること

✅屋根の種類ごとに解説!雨漏り修理方法

よくある屋根の雨漏り修理失敗例

✅雨漏り専門業者が行う屋根チェック

この章では、屋根の種類ごとの雨漏り修理の考え方と、専門業者がどこをチェックしているのかを分かりやすく解説します。

2-1. 屋根の種類ごとに解説!雨漏り修理方法

雨漏り修理というと「屋根を全部やり替える大工事」を想像する方も多いですが、実際には原因や劣化の範囲によって修理内容は大きく異なります。

屋根の種類ごとに、部分補修で済むケースと、防水層まで手を入れる必要があるケースを整理してみましょう。

【瓦屋根】

瓦自体は耐久性が高いため、雨漏りの原因が瓦のズレや割れ、漆喰の劣化に限られていれば、瓦の差し替えや並べ直し、漆喰の詰め直しといった部分補修で改善できるケースが多くあります。

ただし、瓦の下にある防水シート(ルーフィング)が劣化している場合は、瓦を一度めくって下地の補修が必要になることもあります。

【スレート屋根や金属屋根】

ひび割れや浮き、ビス周りの劣化が原因であれば、部分補修やシーリング処理で対応できることがあります。しかし、屋根材全体の反りや防水性能の低下が進んでいる場合は、カバー工法や防水層の補修など、少し広範囲の工事が必要になるケースもあります。

【陸屋根(屋上防水)】

防水層そのものが雨漏りの要因になることが多く、トップコートの塗り替えで済む軽度な状態から、防水層の再施工が必要な状態まで幅があります。排水不良が原因の場合は、勾配調整や排水口周りの補修で改善することもあります。

このように、「雨漏り修理=全面葺き替え」だけではありません。大切なのは、屋根の種類と劣化状況に合わせて、必要な範囲だけを的確に修理することです。

越谷市を拠点とした地域密着の縁の和リフォームでは、雨漏り修理の前に徹底的に原因調査を行っています。雨漏りの原因を特定することで、隠れた浸入経路まで見逃さず、住まいの寿命を縮める『内部の腐食』まで未然に防ぎます。

 見た目だけの修理で終わらせない、プロとしてのこだわりが、縁の和リフォームが多くのお客様に選ばれている理由です。

現地調査・お見積り・ご相談は無料です。どうぞお気軽にお問い合わせください!

2-2. よくある屋根の雨漏り修理失敗例

雨漏りが止まらない最大の理由は、「目に見える不具合だけを直して、本当の原因を見逃している」ことにあります。

① 屋根材(表面)だけ直して再発

雨漏りの本当の守り神は、屋根材の下にある「防水シート(ルーフィング)」です。屋根材が壊れているということは、その下の防水シートも劣化している可能性が高いのです。表面だけを繕っても、シートの破れを放置すれば水は止まりません。

② コーキングだけで一時しのぎ

「とりあえず隙間を埋めればいい」と、あちこちコーキング(充填剤)で塞いでしまうのは非常に危険です。

屋根には「入った水を逃がすための隙間」も設計されています。知識のない業者がその隙間まで塞いでしまうと、出口を失った水が屋根内部に溜まり、かえって雨漏り被害を悪化させることがあります。

③ 原因を「ここ1箇所だ」と決めつける

「ここから漏れているはずだ」と一箇所の補修で終わらせた結果、実は別の場所からも漏れていた、というケースは非常に多いです。

雨漏りの原因は1箇所とは限りません。特に築年数が経過している場合、「複合的な原因(複数箇所からの浸入)」であることが多いのです。徹底的な調査を行わず、安易に原因を断定してしまうと、修理と再発を繰り返す「雨漏り迷宮」に陥ってしまいます。

雨漏り修理で大切なのは穴を埋めることではなく、水の出口までを計算した正しい水の通り道を作ることです。見積もりに「どこをどう直すか」だけでなく、「なぜそこが原因と言えるのか」という根拠が含まれているか必ず確認しましょう。

雨漏りのご相談で、断トツTOPのお悩みは、屋根に関する雨漏りです。

千葉県・埼玉県・茨城県の地域に密着している縁の和リフォームでは、真心込めて屋根の修理にも力を注いでおります。どんなに些細な雨漏りのお悩みごとにも駆け付けますので、まずはお気軽にご相談ください。

現地調査・お見積り・ご相談は無料です。どうぞお気軽にお問い合わせください!

2-3. 雨漏り専門業者が行う屋根チェック

雨漏りの原因を正確に突き止めるには、屋根材だけを見る簡易点検では不十分です。雨漏り専門業者は、「水がどこから入り、どこを通って、どこに症状として現れているか」という全体の流れを重視して調査を行います。

修理を始める前にまず、瓦・スレート・金属屋根といった「屋根材」にズレや割れがないかを確認します。しかし、それだけでは不十分です。本当に大切なのは、さらに奥に隠れた部分のチェックです。

防水の要

屋根材の下にある「防水シート(ルーフィング)」や土台となる「野地板(下地)」の状態

雨の弱点

板金の継ぎ目や、屋根と壁が接する「取り合い部」など

これらは屋根の種類によって傷み方が全く異なるため、一箇所も見逃さない専門知識が不可欠です。

目視だけで原因が絞り込めない場合は、以下の調査も行います。

散水調査|実際に水をかけて雨漏りを再現し、水の通り道を特定します。

部分開口調査|必要に応じて一部を解体し、内部の腐食状況を直接確認します。

「ここが怪しい」という勘だけに頼らず、「ここが原因だ」という確かな証拠を掴むことが、雨漏りを何度も繰り返さず、一度で確実に直すための縁の和リフォームのこだわりです。

また、「自分の家の屋根の種類が分からない」「築年数しか情報がない」という状態でも問題ありません。
築年数・雨漏りが出た場所やタイミング・過去の修理歴など、分かる範囲の情報があれば、雨漏り調査は十分可能です。

雨漏りは、原因がはっきりしないまま放置したり、自己判断で補修すると被害が広がりがちです。
「まだ雨漏りの原因が分からない段階」だからこそ、専門業者に相談しましょう。その一歩が、無駄な修理や再発を防ぐ近道になります。

3.雨漏り修理に特化|縁の和リフォーム

縁の和リフォーム代表、反田 俊一(たんだ しゅんいち)と申します。

私たちは、雨漏り修理の専門技術に特化したプロフェッショナル集団です。
屋根の雨漏りは原因の特定が難しく、正しい診断ができなければ何度でも再発してしまいます。縁の和リフォームは、長年の経験と豊富な実績をもとに、雨漏り診断士が徹底的に調査し、原因を根本から突き止めます。

また、最新の工法や資材を積極的に取り入れ、複雑な構造の住宅やこれまで直らなかった難しいケースにも対応してきました。こうした取り組みによって、多くのお客様から喜びの声をいただいています。

確かな技術と知識、そして責任ある施工で、大切なお住まいを長く守ること。それが私たち縁の和リフォームの使命です。

まとめ|屋根の種類を知ることが、雨漏り対策の第一歩

屋根の種類によって、雨漏りが起こりやすい原因や適切な修理方法は大きく異なります。瓦屋根は耐久性が高い一方で、漆喰や下地の劣化から雨水が入り込むことがありますし、スレート・金属屋根は比較的築年数が浅くても、固定部や防水処理の劣化で雨漏りが発生するケースがあります。陸屋根(屋上防水)では、防水層や排水不良によって発見が遅れ、大規模修理につながることも少なくありません。

見た目だけで「この屋根なら大丈夫」と判断したり、原因を自己判断して放置してしまうと、被害は内部で進行し、結果的に修理費用が大きく膨らんでしまいます。雨漏りを再発させないためには、屋根材だけでなく、防水層や下地、板金部まで含めた総合的な診断が不可欠です。

縁の和リフォームでは、屋根の種類や構造を踏まえた雨漏り診断を行っています。
「自宅の屋根が何屋根か分からない」「原因がはっきりしない」という段階でも、無料でご相談いただけます。早めの診断が、大きな修理を防ぐ一番の近道です。

現地調査・お見積り・ご相談は無料です。どうぞお気軽にお問い合わせください!