
カーポートの雨漏り原因7つ|応急処置・修理方法・費用の目安を解説|千葉・埼玉・茨城の縁の和リフォーム
カーポートの屋根から水がポタポタと落ちてくると、「 パネルが割れたのでは? 」「 修理代はいくら? 」と不安になりますよね。
実は、水漏れの原因はパネルのひび割れだけではありません。継ぎ目やパッキンの劣化、雨どいの詰まりのほか、気温差による「 結露 」の可能性もあります。
本記事では、カーポートの水漏れで考えられる7つの原因、見分け方、安全な応急処置、修理費用の目安を分かりやすく解説します。
千葉・埼玉・茨城エリアでカーポートのトラブルにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
1. カーポートから落ちる水は雨漏り?
カーポートから水が落ちている場合は、すぐに補修を始めるのではなく、まずは水が落ちてくる原因を確認することが大切です。
なぜなら、カーポートで発生する水滴には、雨水の浸入だけでなく、結露や雨どいからのあふれ、強風による雨の吹き込みなどもあるからです。
つまり、水が落ちる場所や雨の強さ、風向き、発生する時間帯を確認すると、原因を絞り込みやすくなります。
1-1. 最初に確認したい「結露」と「雨漏り」の違い
カーポートの屋根裏から水滴が落ちていても、原因が結露であれば、屋根材の補修や交換が必要ない場合があります。
結露は屋根材の表面温度と周囲の空気に温度差が生じたときに発生します。
特に冬の早朝や雨上がりの翌朝、昼夜の気温差が大きい時期には、ポリカーボネート屋根の裏側に水滴が付着することがあります。

結露と雨漏りが同時に発生している場合や、屋根材の内側を雨水が伝っている場合もあるため、上表だけで原因を断定することはできません。
しかし、雨が降るたびに同じ継ぎ目や柱の近くから雨水が落ちる場合は、屋根パネルや接合部分から雨水が入り込んでいる可能性があります。
1-2. カーポートの雨漏りで多い7つの原因
カーポートの雨漏りでは、主に次の7つの原因が考えられます。
原因 ①|屋根パネルの割れ・ひび・穴
ポリカーボネート製の屋根パネルに割れや穴があると、そこから雨水が入り込みます。

これらの症状は、台風や強風で飛来物がぶつかった場合や雹が降ったあと、屋根材が経年劣化している場合などに発生しやすい症状です。
小さなひびでも、風圧や気温変化の影響を受け、徐々に広がる可能性があります。
また、雨が降るたびに屋根パネルの中央付近から雨水が落ちる場合は、パネルにひびや穴がないか、 地面から見える範囲で確認しましょう。
原因 ②|屋根パネルの継ぎ目・パッキンの劣化
カーポートの屋根は、複数のパネルを並べ、継ぎ目をパッキンや固定部材で押さえているものがあります。このパッキンが縮んだり硬くなったりすると、屋根パネルとの密着性が低下し、継ぎ目から雨水が入りやすくなります。

通常の雨では問題がなくても、横殴りの雨や台風のときだけ雨水が落ちる場合は、継ぎ目やパッキン部分に隙間が生じている可能性があります。
原因 ③|押縁の浮き・ズレ・外れ
押縁(おしぶち)とは、屋根パネルを押さえて固定するための部材です。強風や振動、固定部品の緩みなどによって押縁が浮いたりズレたりすると、屋根パネルとの間に隙間が生じます。

このように「 浮き・ズレ・外れ 」が生じている場合は、入り込んだ雨水がフレーム内部を伝い、侵入した場所とは別の位置から落ちることもあります。
そのため、押縁が明らかに浮いている、外れかけている、強風時に異音がするといった場合は、早めに点検を依頼しましょう。
原因 ④|シーリングのひび割れ・剝がれ
住宅の外壁付近に設置されたカーポートでは、外壁と屋根の取り合い部分にシーリング材や雨仕舞用の部材が使われていることがあります。

シーリング材が硬くなり、ひび割れや剝がれが生じると、外壁との隙間から雨水が入り込む可能性があります。
たとえば、外壁側から雨水が落ち、外壁と屋根の境目だけ濡れている場合は、接合部分の劣化が原因になっている可能性があるため、接合部分の納まりを確認する必要があります。
ただし、すべてのカーポートが外壁と直接接合されているわけではないため、住宅との間に隙間があるタイプの場合は、横風による雨の吹き込みが原因になっていることもあります。
原因 ⑤|雨どい・排水経路の詰まりや破損
多くのカーポートには、屋根パネルに落ちた雨水を集め、地面へ流すための雨どいや排水経路が設けられています。
一般的には、屋根の端にある雨どいから、柱に沿って取り付けられた縦どいへ雨水を流すタイプが多い一方で、製品によっては屋根枠や柱の内部に排水経路が組み込まれ、雨どいが外から見えにくいタイプのものもあります。

雨どいや、排水口に落ち葉や砂・泥・苔などがたまると、雨水が正常に排水されず、行き場を失った雨水が屋根の端や排水部分からあふれることがあります。
この場合は、屋根パネルに穴が開いているのではなく、雨どいや排水経路の詰まりによって、雨漏りがしているように見えている状態 となります。
強い雨のときだけ屋根の端や柱の近くから大量に雨水が落ちてくる場合は、雨どいだけでなく、屋根枠や柱内部の排水経路に詰まりや不具合がないか確認する必要があります。
また、製品ごとの設計により排水方式が異なるため、雨どいが外観から確認できなくても内部に排水構造を持っている場合があります。正確な排水経路については、メーカー名や型番をもとに取扱説明書を確認しましょう。
▶ LIXIL/カーポート・テラスの雨樋から雨水が溢れてうまく流れない
原因 ⑥|柱・梁・フレームの変形
台風や積雪、車両の接触などによって柱や梁、フレームが変形すると、屋根全体の勾配や屋根パネルの位置がズレることがあります。

その結果、本来は雨どいへ流れるはずの雨水が屋根の途中にたまったり、パネルの継ぎ目や端部に隙間が生じたりして、雨漏りや雨どいからの溢れにつながる可能性があります。
また、柱の傾きや梁のたわみ、屋根面の不自然な凹み、部材のぐらつきなどが見られる場合は、防水テープやシーリング材で表面を塞ぐだけでは根本的な改善になりません。
特に、柱や梁が大きく傾いている、強風時に異音がする、屋根パネルが浮いている といった症状がある場合は、カーポートの下に車を置くことを避けて、早めに専門業者へ点検を依頼しましょう。
原因 ⑦|施工時の納まり・勾配の不具合
設置からそれほど年数が経過していないにもかかわらず、施工直後から同じ場所で雨水が漏れる場合は、屋根パネルの固定状態、勾配、接合部分の納まりなどに問題がある可能性があります。

後付けしたカーポートや住宅外壁との取り合いが複雑なカーポート、増設や部分交換を行ったカーポートでは、複数の原因が重なっていることもあります。
また、カーポートは壁で囲まれた建物ではないため、横殴りの雨や強風時には側面から雨が吹き込むことがあります。
そのため、側面から吹き込んだ雨と、屋根や接合部からの雨漏りを分けて考えることが大切です。
1-3. 水が漏れる位置から原因を確認する方法
雨水は入り込んだ場所から真下に落ちるとは限りません。屋根パネルやフレームの内側を伝い、侵入箇所から離れた場所で水滴になることがあります。
そのため、水が落ちている位置だけに防水テープやシーリング材を付けても、雨漏りが止まらないケースもあります。

雨漏りの原因を確認するときは、以下の内容を記録しておくと業者へ症状を伝えやすくなります。
- 水が落ちた日時
- 水が落ちた位置
- 水の量や落ち方
- 雨の強さ
- 風向き
- 台風や雹などが発生したか
- 以前にも同じ症状があったか
また、雨天時の写真や動画があると、現地調査前の相談にも役立ちます。
ただし、カーポートの屋根は人が乗ることを想定していない製品が多く、屋根パネルの破損や転落事故につながる危険があるため、撮影のためにカーポートの屋根に乗ることはやめましょう。
ご自身での雨漏り確認は思わぬケガにつながり危険です。点検・確認はプロである 縁の和リフォーム にお任せください!

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2. カーポートの雨漏りへの対処法と修理方法
カーポートから雨水が落ちていることに気づいたときは、安全な範囲で被害の拡大を抑えながら、原因に合った修理を行うことが大切です。
応急処置によって一時的に雨水の落下を抑えられても、劣化したパッキンや割れた屋根パネル、変形したフレームが元に戻るわけではありません。
応急処置は、あくまでも本格的な修理を行うまでの一時的な対応になるため、「 応急処置 」と「 根本的な修理 」は分けて考えましょう。
2-1. 自分でできる応急処置と注意点
自分でできる応急処置は、地面から無理なく手が届く安全な範囲にとどめて、雨や風が強い日は足元が滑りやすくなるため、必ず天候が回復してから作業を行いましょう。
また、カーポートの屋根は人が乗る設計になっていないため、転落事故を防ぐためにも、絶対に屋根の上には上らないようにしましょう。
✅ 雨どい周辺の落ち葉やゴミを取り除く
地面から無理なく手が届く排水口や縦どいの入口に、落ち葉やゴミが見えている場合、雨がやみ、足元が乾いてから取り除きます。
落ち葉や泥による軽い詰まりが原因であれば、ゴミを取り除くだけで雨どいからの溢れが改善することもあります。

ただし、脚立を使わなければ届かない場所や、屋根の中央付近、高い位置にある雨どいまでを無理に清掃してはいけません。
高い場所の清掃や雨どい内部に詰まりがある場合は、専門業者へ依頼しましょう。
✅ 車や荷物を雨水が落ちる場所から移動する
落ちてくる雨水には、砂や泥、錆、劣化した部材の汚れなどが混じっていることがあるため、車と同じ場所へ雨水が落ち続けると、ボディや窓ガラスに水垢や汚れが残る可能性があります。
そのため、安全に移動できる状況であれば、車や自転車、荷物などを雨水が落ちる場所から離すことをおすすめします。

ただし、強風や豪雨で視界が悪いときや、周囲に飛来物があるときは、無理に移動せず身の安全を優先しましょう。
✅ バケツや容器で水を受ける
雨水が地面へ落ちている場所に安定して容器を置ける場合は、バケツなどで水を受ける方法がありますが、容器が風や水の勢いで倒れないよう注意が必要です。
また、容器の周囲は濡れて滑りやすくなる可能性があるため、通行時は注意しましょう。

なお、カーポートの屋根へブルーシートを掛ける方法は、高所作業が必要になるうえ、シートが風を受けてカーポート本体や周囲へ被害を与えるおそれがあるため、ご自身で屋根全体を覆う応急処置は避けて、必要な場合は専門業者へ依頼しましょう。
✅ 防水テープは一時的な応急処置として考える
屋外用の防水テープは、安全に手が届く範囲にあり、損傷箇所がはっきりしている小さな隙間などに対して、一時的な応急処置として使える場合があります。
ただし、防水テープはすべての屋根材や部材に使用できるわけではありません。製品によっては、粘着剤が屋根材へ残ったり、素材を傷めたり、後の部品交換や補修作業の妨げになったりすることがあります。
使用する場合は、次の点を確認しましょう。
- 屋外用、防水用の商品である
- 貼り付ける素材に対応している
- 施工面が十分に乾いている
- 砂、泥、油分、苔などを取り除いている
- 製品メーカーや施工業者の保証に影響しない
- 後日、専門業者による点検を受ける
反対に、以下のような場所や状態での防水テープの使用は避けましょう。

仮に防水テープで表面を塞いでも、内部にあるパッキンの劣化や部材の変形は残念ながら改善できません。
テープを貼ったあとに雨水が落ちなくなった場合でも、雨水が別の経路へ流れている可能性があるため、早めに点検を依頼しましょう。
✅ シーリング材を自己判断で大量に充填しない
雨水が落ちている場所や目に見える隙間へ、シーリング材を大量に充填する方法は避けましょう。
なぜなら、雨水が入り込んでいる場所と実際に雨水が落ちている場所が異なる場合、見えている隙間を塞いでも雨漏りが止まらないことがあるためです。

しかも、必要な排水経路を塞いでしまうことで、フレーム内部に水がたまったり、別の場所から水が溢れたりする可能性があります。
また、既存のシーリング材の上へ新しい材料を重ねると、劣化部分が見えにくくなり、後の原因調査や修理が難しくなることもあります。
シーリング補修が必要と思われる場合は、先に雨水の侵入経路や既存部材の状態を確認しましょう。
✅ 応急処置後も写真と状況を記録する
応急処置を行ったあとは、以下の内容を記録しておくと、業者へ相談する際に役立ちます。

雨が降るたびに同じ場所から雨水が落ちる場合や、応急処置をしても再発する場合は、表面だけでなく、屋根パネル、継ぎ目、パッキン、雨どい、柱、梁 などに不具合がある可能性があります。
車や外壁など、二次被害が広がる前に専門業者へ点検を依頼しましょう。
カーポートの水漏れや屋根パネルの割れが気になる方は、お気軽に 縁の和リフォーム へご相談ください!
千葉市・越谷市をはじめ、千葉・埼玉・茨城周辺の現地状況を確認し、部分修理・パネル交換・本体交換まで、状態に合った修理方法をご提案します。

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2-2. 原因別に行う主な修理方法
カーポートの雨漏り修理は、原因となっている部材と劣化の範囲に合わせて行います。
見えている割れや隙間だけを補修しても、内部のパッキンや固定部品、フレームに不具合がある場合は、雨漏りが再発する可能性があります。
また、カーポートは製品ごとに屋根材の形状や固定方法、使用部品が異なるため、修理の可否や必要な部材はメーカー名や型番、設置状況を確認したうえで判断しましょう。
✅ 屋根パネルの部分交換
ポリカーボネート製の屋根パネルに割れや穴がある場合、破損したパネルを取り外し、新しい屋根材へと交換します。
破損が一部に限られ、ほかの屋根パネルやフレームに問題がなければ、1枚単位で交換できる場合がありますが、すべてのカーポートで部分交換ができるとは限りません。
交換できるかどうかは、次のような条件によって異なります。
- カーポートのメーカーや製品名
- 屋根パネルの形状や厚み
- 固定方法や使用している部品
- 交換用部材が現在も製造されているか
- 作業に必要なスペースを確保できるか
- フレームや押縁にも変形がないか
既存製品が廃番になっている場合や、同じ形状のパネルを用意できない場合は、複数枚または屋根全面の交換が必要になることがあります。
また、同じ種類の屋根材を使用しても、既存パネルは紫外線や汚れによって色が変化しているため、新品との間に色や透明度の差が出ることがあります。

屋根材の交換可否は製品や現地状況によって異なるため、施工業者やメーカーの修理窓口へ確認しましょう。
✅ パッキン・押縁・固定部品の交換・調整
屋根パネルの継ぎ目から雨水が入り込んでいる場合は、劣化したパッキンの交換や屋根パネルを押さえる部材の取り付け直し、固定部品の交換や調整などを行います。
パッキンが縮んでいたり硬くなっていたりすると、屋根パネルとの間に隙間が生じ、横殴りの雨などで水が入りやすくなります。
また、強風や振動によって押縁や固定部品が浮いたり、ズレたりしている場合もあるため、表面からシーリング材を塗るだけでは、内部にあるパッキンの劣化や固定部品の緩みを解消できません。
必要に応じて、屋根パネルや押縁を一度取り外し、以下の部分を確認しましょう。
- パッキンの縮みや硬化
- 押縁の浮きや変形
- 固定部品の緩みや破損
- 屋根パネルの位置ずれ
- フレーム内部への雨水の浸入
なお、部材の名称や構造は製品によって異なります。交換用部品が廃番になっている場合や、周辺部材まで変形している場合は、屋根材を含めた広い範囲の交換が必要になることがあります。
✅ シーリングの打ち替え
住宅の外壁とカーポート屋根の取り合い部分などにシーリング材が使用されている場合、劣化したシーリング材のひび割れや剥がれから雨水が入り込むことがあります。
この場合、状態に応じて古いシーリング材を撤去し、新しい材料へ打ち替える補修を行います。
基本的な打ち替え作業では、次のような工程で行います。
1. 既存のシーリング材を撤去する
2. 接着面の汚れや水分を取り除く
3. 必要に応じてプライマーを塗布する
4. 適切なシーリング材を充填する
5. 表面を整えて十分に乾燥させる
雨漏りの原因がパネルの割れやパッキンの劣化、固定部品の緩みなどにある場合は、シーリングの打ち替えだけでは改善しないこともあるため、原因箇所を確認したうえで適切な修理を行うことが大切です。
また、すべてのカーポートにシーリング材が使われているわけではありません。
住宅とカーポートの間に隙間がある独立タイプでは、雨漏りではなく、横風による雨の吹き込みが原因となっている場合も考えられます。
✅ 雨どいの清掃・部品交換・排水状態の調整
雨どいに落ち葉や泥、苔などが詰まっている場合は、内部を清掃して雨水が流れる状態へ戻します。雨どいの詰まりが原因であれば、清掃だけで 雨どいからのあふれを改善できる 可能性があります。

一方、次のような症状がある場合は、部品交換や取り付け直しが必要です。
- 雨どいが割れている
- 集水部分が破損している
- 縦どいが外れている
- 接続部から水が漏れている
- 雨どいが変形している
- 固定部品が外れている
- 排水口の位置がずれている
雨水が正しく排水されない場合は、雨どいや排水口の位置、固定状態、カーポート屋根全体の勾配などを確認しましょう。
また、カーポートの屋根やフレームの変形によって排水不良が起きている場合は、雨どいを調整するだけでは改善ができないため、カーポート全体の状態を確認する必要があります。
✅ 柱・梁・フレームの補修・交換
柱や梁、フレームが変形している場合は、屋根パネルだけを交換しても雨漏りや排水不良が再発する可能性があります。
たとえば、台風、積雪、車両の接触などによって構造部材が変形すると、屋根全体の勾配や屋根パネルの位置がズレ、継ぎ目に隙間が生じることがあります。

柱や梁などの構造部材が曲がっている場合は、無理に元の形へ戻すのではなく、変形した部材の交換やカーポート本体の交換をおすすめします。
以下のような症状が見られる場合は、早めに専門業者へ相談しましょう。
- 柱の根元がぐらついている
- 柱や梁が目に見えて傾いている
- 屋根全体が不自然にたわんでいる
- 屋根パネルが浮いている
- 固定部品が外れかけている
- 強風時に大きな異音がする
- カーポート全体が揺れる
- 積雪や台風のあとから形が変わった
このように、柱やフレームに大きな変形やぐらつきがある場合は、屋根材や部品が落下する可能性があるため、安全が確認できるまではカーポート下に車を置いたり、長時間立ち入ったりすることは避けて専門業者による点検を受けましょう。
また、カーポートの修理を依頼する際は、可能であれば メーカー名・製品名・型番・設置時期 などを確認しておくことをおすすめします。
あわせて、以下の写真を地面から安全に撮影しておくと、業者への相談がスムーズです。

ただし、写真だけでは内部の劣化や雨水の侵入経路を判断できないこともあるため、最終的な修理方法は現地調査後に決定しましょう。
2-3. 台風や雹のあとに確認したいポイント
台風や強風、雹のあとは、目立った雨漏りがなくても、カーポートの屋根パネルや固定部品、柱、梁などが損傷していることがあります。
このような損傷を放置すると、雨や強風が発生した際、水漏れや部材の落下、屋根パネルの飛散などにつながる可能性があります。
そのため、天候が回復したら地面から安全に確認できる範囲で、次のような症状がないか確認しましょう。

このような症状がみられたときは、「 状況を詳しく見よう 」として屋根に上ったり、不安定な脚立を使ったりする行為は落下の可能性があり、大変危険なため、ご自身で対応しようとせず、すぐに信頼できる専門業者へ相談しましょう。
ここからは、台風や雹害が発生した直後に点検すべきポイントをまとめました。
✅ 雹が降ったあとは、屋根パネルの割れや凹みを確認する
雹による被害は、屋根パネルの穴や大きな割れだけでなく、白い筋、細かなひび、へこみ、表面の欠けとして現れることがあります。

地面から見ただけでは損傷が分かりにくい場合もあるため、雹が降ったあとに 水漏れが始まった・屋根材の見え方が変わった・周辺に破片が落ちている といった場合は、専門業者へ点検を依頼しましょう。
小さなひびでも、風圧や気温変化によって広がることがあります。
✅ 火災保険の補償内容を確認する
台風や強風、雹、雪などでカーポートが破損した場合、火災保険の「 風災・雹災・雪災補償 」が適用されることがあります。
ただし、火災保険に入っていれば必ず補償されるとは限らないため、まずはご自身の契約内容を保険会社へ確認することが大切です。
雹による被害と火災保険の適用については、こちらの記事で詳しく解説しています。▼
雹による被害と火災保険の適用について
3. カーポートの修理費用と交換判断のポイント
カーポートの雨漏り修理費用は、原因・修理する範囲・パネルの枚数・製品の形状・部品の入手状況や作業スペース などによって変わります。
たとえば、同じ継ぎ目からの雨漏りでも、固定部品の調整だけで済む場合と、屋根パネルを取り外してパッキンを交換する場合では修理費用も異なります。
ここでは、修理方法別の費用の目安を見ていきましょう。
3-1 .修理方法別の費用目安
カーポートの雨漏り修理にかかる費用は、原因や修理範囲、製品の種類、作業条件によって大きく異なります。
以下の表は、業者に修理を頼む際の大まかな費用相場の目安です。

ただし、次のような状況条件によって費用が変わる場合があります。
- カーポートの大きさ
- 屋根材の種類や厚み
- 交換するパネルの枚数
- メーカー純正部品の価格
- 部品が廃盤になっていないか
- 既存部材の撤去や廃材処分
- 現場までの出張費
- 足場や高所作業設備の必要性
- 柱や梁に変形があるか
特に大型のカーポートや特殊な形状の製品や部品の取り寄せが必要な製品では、上表の金額を上回ることがあります。
また、少量の補修であっても、出張費や最低工事料金が設定されている場合があるため、見積もりを確認するときは、材料費と施工費だけでなく、既存部材の撤去費や処分費、出張費などが含まれているかも一緒に確認しましょう。
3-2 .部分修理と本体交換の判断基準
カーポートから雨漏りしているからといって、必ずしも本体全体を交換する必要があるわけではありません。
なぜなら、屋根パネルや雨どいなど、一部の部材だけに不具合がある場合は、部分修理で改善できる可能性があるためです。
一方で、柱や梁などの構造部分が変形している場合や複数の部材が広範囲に劣化している場合は、屋根材の全面交換やカーポート本体の交換を含めて検討する必要があります。
部分修理で対応できる可能性があるケース
次のような状態であれば、部品の調整や部分交換で改善できる可能性があります。

しかし、一部分だけを直しても短期間で別の部材が壊れてしまえば、結果的に修理費用がかさむことにつながります。
そのため、現在の不具合だけでなく、カーポート全体の状態や今後使用したい年数、交換部品の有無を踏まえたうえで総合的に判断することが大切です。
カーポートの交換を検討したいケース
以下に当てはまる場合は、部分修理だけでなく、本体交換や全面修理も検討しましょう。

「 修理で直るのか 」「 交換が必要なのか 」迷ったときは、お気軽に 縁の和リフォーム の無料現地調査・無料見積りをご利用ください!

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3-3 .越谷市・千葉市でカーポートの雨漏りにお困りの方へ
カーポートの雨漏りは、屋根パネルの割れや継ぎ目・パッキン・押縁・シーリング・雨どい・柱・梁 など、複数の場所を確認しなければ、原因を特定できない場合があります。
また、雨水が落ちている場所だけを塞いでも別の場所から入り込んだ雨水がフレーム内部を伝っている場合、根本的な解決にはなりません。
以下のような症状がある場合は、早めに点検を依頼しましょう。
【 8つの症状 】
- 台風や雹のあとから水漏れするようになった
- 屋根パネルのひびや浮きが見える
- 雨どいから水があふれている
- 柱や梁の傾き、ぐらつきが気になる
- 強風時にパネルやフレームから異音がする
- 自分で応急処置をしたが、水漏れが再発した
- 部分修理と本体交換のどちらがよいか分からない
雨漏りや雨どいからのあふれを放置すると、車の汚れや水垢だけでなく、外壁への水はね、接合金具の錆、フレームの劣化、屋根パネルの飛散など、二次被害につながる可能性があります。
縁の和リフォームでは、埼玉県越谷市・千葉県千葉市をはじめ、千葉、埼玉、茨城周辺で雨漏りや内装リフォームのご相談も承っています。
現地調査では、雨水が落ちている場所だけでなく、屋根パネルや継ぎ目、雨どい、柱、梁などの状態を確認し、部分修理で対応できるのか、屋根全面や本体の交換を検討したほうがよいのかをご案内します。

まとめ|カーポートの雨漏りは放置厳禁!

カーポートから雨水が落ちている場合は、最初に 雨漏り・結露・雨どいからのあふれ・横風による吹き込み を見分けることが大切です。
雨が降るたびに同じ場所から雨水が落ちる場合は、屋根パネルの割れ、継ぎ目やパッキンの劣化、押縁の浮き、シーリングの隙間、雨どいの詰まり、フレームの変形、施工時の不具合などが考えられます。
一部の部材だけが傷んでいる場合は、部分修理で済む可能性がありますが、屋根全体の劣化や柱、梁の変形がある場合は、屋根全面または本体交換を検討したほうがよいこともあります。
越谷市・千葉市周辺でカーポートの雨漏りにお困りの方は、車や外壁へ二次被害が広がる前に、縁の和リフォームへご相談ください。

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大手リフォーム会社の関東統括部長に就任後、2社のリフォーム会社の立ち上げに携わり、20年のキャリアを活かして独立。自身の雨漏り診断件数は「1,000件」を超えており、雨漏り再発率は「0.2%」雨漏り診断士歴 20年
雨漏り診断士は、お客様の大切な住まいを守り、安心と笑顔を届ける素晴らしい仕事です。



