
赤外線調査で雨漏りを特定!プロが流れと費用を解説|千葉・埼玉・茨城地域密着|縁の和リフォーム
本記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。千葉県・埼玉県・茨城県地域密着の 雨漏り修理に特化した 縁の和リフォーム です。
雨漏りの原因が「どこから入っているのか分からない」というご相談は、実はとても多くあります。目視では確認できない内部の水の流れを特定するには、高精度の“赤外線調査”が大きな力を発揮します。
赤外線カメラは温度差から水分の侵入ルートを可視化できるため、無駄な解体を減らし、最短ルートで修繕につなげられる点が大きなメリットです。
本記事の具体的な内容
✅雨漏り診断精度を高める!赤外線調査とは
✅赤外線調査の流れと費用目安
✅まとめ
本記事では、赤外線調査の仕組みから、実際の調査の流れ、費用の目安まで、プロの視点でわかりやすく解説します。
1. 雨漏り診断の精度を高める!赤外線調査とは

雨漏りの原因は、必ずしも“濡れている部分”とは限りません。
実際には、外壁の亀裂や屋根材の隙間から侵入した雨水が、内部の構造体を伝って別の場所に出てくることが多く、目視だけでは特定が難しいケースがほとんどです。
そこで近年、多くの専門業者が採用しているのが「赤外線調査」です。赤外線カメラは、建物の表面温度の違いを捉えることで“水が流れている可能性のある部分”を可視化し、隠れた浸入経路を浮かび上がらせます。
赤外線調査を行うことで無駄な解体を避け、ピンポイントで原因にアプローチできるため、補修コストの削減にもつながります。
この章で分かること
✅赤外線カメラで何がわかる?
✅どんな雨漏りに有効?
✅赤外線調査でも雨漏りの原因がわからないケース
1-1. 赤外線カメラで何がわかる?
雨漏りの赤外線調査では、建物の表面温度の“わずかな違い”を手がかりに、雨水がどこを通っているのかを読み取ります。赤外線カメラは、肉眼では見えない温度分布を映し出す機器で、水分を含んだ部分は周囲と比べて温度が変化しやすいという性質を利用しています。
たとえば、雨が降った直後は濡れた部分が周囲より温度が低く映り、乾燥が進むと「水分が残りやすい場所」だけが温度差として残ります。また、外壁の内部に水が入り込んでいる場合、日差しを浴びたときに乾きにくく、その温度ムラが赤外線画像に独特の“パターン”として現れます。


特に、外壁や屋根の“内部”で進んでいる雨漏りは、表面だけ見ていても発見が難しく、赤外線調査が大きな力を発揮します。必要以上に解体せず、原因箇所を絞り込めるため、補修プランの無駄を減らせるのも大きなメリットです。
赤外線カメラはあくまで「温度差」を分析する技術ですが、その読み取りには経験と知識が必要です。正確な調査を行うには、雨漏り診断に精通した専門業者の判断が欠かせません。
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1-2. どんな雨漏りに有効?
赤外線調査は、雨漏りの「原因がつかめない」「場所がはっきりしない」ケースで特に力を発揮します。雨が降った後の温度差を画像で読み取るため、目視では見つけられない内部浸水まで把握できるのが特徴です。
① 屋根の雨漏りが疑われる場合

屋根材の隙間・防水シートの破れ・谷樋の劣化など、屋根の雨漏りは原因が複雑で見つけづらいものです。
赤外線カメラで撮影すると、屋根裏に残った水分が「低温領域」として浮かび上がり、侵入の方向や溜まりやすい箇所を特定しやすくなります。これにより、小屋裏に入れない家でも調査が可能です。
② 外壁からの雨漏りに強い

サイディングのヒビ・シーリングの劣化・サッシ周りの隙間など、外壁の雨漏りは内部でゆっくり進行するため、表面に症状が出る頃には被害が広がっていることもあります。
赤外線調査なら、外壁内の“見えない水の通り道”を検出でき、補修範囲のムダを減らせます。
③ 室内のシミの原因を特定したい場合

天井のシミや壁紙の浮きが「雨漏りなのか結露なのか」判断しづらいケースもよくあります。
赤外線カメラは、結露特有の温度パターンと、雨漏りの浸水パターンを見分けることが可能で、誤った補修を避けるのに役立ちます。
赤外線調査の大きなメリットは、天候に左右されにくい点です。雨が降っていなくても、雨漏りによって建物の内部に残った水分が、周囲の乾燥した部分との間にわずかな温度差(潜熱)を作り出すため、この温度差を赤外線カメラが捉えて水分の経路を特定できるのです。
1-3. 赤外線調査でも雨漏りの原因がわからないケース
赤外線調査は非常に強力なツールですが、万能ではありません。以下のような特定の条件や状況下では、雨漏りの原因特定が難しい、あるいは不可能になるケースがあります。
1. 調査時の天候・環境条件が不適切
赤外線調査は「温度差」を利用するため、環境によっては効果が著しく低下します。
- 天候が曇りや雨が続いた直後:建物全体が水分を含んで均一に冷えていると、内部の乾燥部分との温度差が生まれないため、水分の経路が判別できません。
- 外気温が非常に低い・高い:気温が極端だと、赤外線カメラの感度が下がり、わずかな温度差を捉えにくくなります。
2. 雨漏りが非常に微量で断続的
- 漏水量がごくわずか:微量すぎて水が壁の内部に留まらず、すぐに蒸発してしまう場合、温度差が持続せず、赤外線カメラに反応しないことがあります。
- 浸透経路が複雑すぎる:水が壁の内部で水平に伝わったり、複雑な経路を辿ったりしていると、表面温度に明確なパターンが現れず、原因の特定が困難になります。
3. 建物の構造上の問題
- 断熱材の種類と厚み:断熱材が厚すぎたり、気密性が高すぎたりする場合、内部の温度変化が表面に伝わりにくく、赤外線カメラで水の浸入箇所を特定することが難しくなります。
- 調査対象が金属など熱伝導率が高い素材:金属は熱をすぐに伝えたり放出したりするため、水による温度差がすぐに解消され、適切なデータが得られないことがあります。
このような場合は、散水調査や発光液調査など、他の原因特定調査を組み合わせる必要があります。
雨漏りの原因は多岐に渡るため、経験豊富な専門業者に調査を依頼することが大切です。
縁の和リフォーム では、雨漏り専門のプロが原因を正確に特定し、最適な防水工事で再発を防ぐ施工を行っています。また、5年保証と丁寧なアフターサービスで、工事後も長く安心して暮らせるようサポートしています。
雨漏りでお困りの方は、ぜひ一度縁の和リフォームにご相談ください。
あなたの住まいを守る最善の方法を、プロの視点でご提案します。

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2. 赤外線調査の流れと費用の目安

雨漏り調査の中でも、近年注目されているのが“赤外線調査”です。建物の屋根や壁を壊すことなく、内部の水分や温度差の状態を見える化できます。これにより、 雨漏りなどの根本的な原因を素早く正確に特定できる点が、最大の強みです。
しかし、調査の流れや準備、費用のイメージがつかず、不安に感じる人も多いため、この章では、調査前に必要な段取りから、実際の撮影・解析・報告書作成までのステップをわかりやすく紹介します。
さらに、建物の規模や調査範囲によってどう費用が変わるのか、相場の目安もまとめました。初めて赤外線調査を検討する方でも、全体像がつかめる内容になっています。
この章で分かること
✅赤外線調査前に行う準備
✅赤外線調査の手順
✅費用相場と料金が変わるポイント
2-1. 赤外線調査前に行う準備
赤外線調査を正確に行うためには、調査当日だけでなく事前準備がとても重要です。

①建物の状況を把握するためのヒアリング
雨漏りが起きたタイミング、シミの位置、過去の修繕履歴などを確認することで、調査すべき範囲や撮影ポイントを絞り込めます。
さらに、赤外線調査は温度差を読み取る手法のため、適した天候条件があります。雨や強風の日は正確なデータが取れにくいため、前日〜当日にかけて晴れて日射がしっかりあることが理想です。
②必要に応じて散水試験との併用を計画
赤外線カメラは水分が滞留した部分を捉えやすい一方で、雨漏りの再現ができない場合には散水を加えることで、より確実に浸入経路を浮かび上がらせることができます。
調査会社によっては、ヒアリングをもとに「どこに散水するべきか」まで事前に計画を立てる場合もあります。
これらの準備を徹底することで、調査当日のデータの正確性が飛躍的に向上し、雨漏りの原因特定を確実なものにできます。
2-2. 赤外線調査の手順
赤外線調査の最大の強みは、建物を傷つけたり壊したりすることなく、専門機器を使って内部の水分状態を可視化できる点にあります。この非破壊検査により、正確な原因究明と無駄のない修理計画が可能になります。

①赤外線カメラによる撮影
屋根・外壁・天井裏など、雨漏りの可能性がある部位を外側と内側の両面から撮影し、温度分布をデータとして取得します。水分がたまっている部分は温度の変化が異なるため、画像上で特徴的なパターンとして現れます。
②撮影したデータを解析
温度差の出方、周囲との比較、時間帯による変化など複数の要素を照らし合わせ、雨水の浸入経路や滞留箇所を特定していきます。赤外線画像は見慣れないと判断が難しいため、専門知識を持つ技術者による解析が不可欠です。
③調査結果をまとめた報告書を作成
画像付きで「どこに問題があるのか」「原因の可能性が高い場所はどこか」「修繕するならどんな工事が必要か」などを明確に記載し、施主が判断しやすい形で提供します。調査の可視化により、必要な工事範囲を無駄なく絞り込めるのも大きなメリットです。
このように、専門的な手順を踏むことで、「どこを直すべきか」が明確になり、費用対効果の高い修理計画を立てることができます。
2-3. 費用の相場と料金が変わるポイント
赤外線調査の費用は、一般的な戸建住宅であれば 5万円〜15万円前後 が目安ですが、建物の規模や調査範囲、報告書の有無によって大きく変動します。
【追加費用が発生するケース】
✅屋根・外壁・室内の複数箇所を幅広く調べる場合
✅詳細な解析報告書を作成する場合
✅散水試験と併用する場合
赤外線調査の費用が変わる最大のポイントは「どこまで調べるか」です。赤外線カメラは広い範囲を一度に捉えられる反面、細部まで確認するには撮影箇所が増えるため時間もコストもかかります。
調査会社によっては「外壁のみ」「屋根のみ」「全体調査」など複数のプランを用意しているため、事前に希望や予算を伝えることで無駄のない調査計画を立てることができます。雨漏りの範囲を絞り込めていない場合でも、ヒアリングの段階で最適な調査方法を提案してくれるため、初めて依頼する方でも安心です。
3.雨漏り修理に特化|縁の和リフォーム
縁の和リフォーム 代表、反田 俊一(たんだ しゅんいち)と申します。

私たちは埼玉県越谷市を拠点に、雨漏りに特化した専門チームとして活動しています。
雨漏りは「原因がわかりにくい」「直しても再発する」といった声をよく耳にします。だからこそ、経験豊富な雨漏り診断士が徹底調査し、再発しないための根本的な修理をご提案しています。
小さな水染みでも、放っておくと建物の寿命を縮めてしまうことがあります。私たちはその一滴も見逃さず、お客様の不安を安心に変えることを使命としています。

「縁の和リフォーム に相談してよかった」そう思っていただけるよう、最新の技術と誠実な対応で、一軒一軒丁寧に向き合っています。雨漏りでお困りの際は、どうぞお気軽にご相談ください。
まとめ|赤外線調査で原因を特定し、無駄のない雨漏り修理を

雨漏りは、放置すると建物内部の腐食やカビ発生など、想像以上に深刻なトラブルへ発展します。そのため「どこから水が入っているのか」を最初に正確につかむことが、無駄のない修繕につながる最も重要なステップです。
赤外線調査は、目視では判断しにくい内部の水分を“温度差”として可視化できるため、原因の特定精度が大きく向上します。むやみに広範囲を解体する必要がなく、必要な場所だけを適切に補修できる点も、多くの方に選ばれている理由です。
しかし、赤外線画像の解析には専門知識が不可欠であり、天候条件や調査方法によって結果の精度も変わります。だからこそ、経験豊富な調査・修繕のプロへ相談することが大切です。
縁の和リフォーム では、千葉・埼玉・茨城を中心に、雨漏り診断から赤外線調査・修理まで一貫して対応しています。
地域密着だからこその迅速な訪問と、再発を防ぐための丁寧な施工を心がけています。
「原因がわからず不安」「他社で直らなかった」そんな場合も、どうぞ気兼ねなくご相談ください。
大切な住まいを守るために、最適な調査方法と修繕プランをご提案いたします。

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大手リフォーム会社の関東統括部長に就任後、2社のリフォーム会社の立ち上げに携わり、20年のキャリアを活かして独立。自身の雨漏り診断件数は「1,000件」を超えており、雨漏り再発率は「0.2%」雨漏り診断士歴 20年
雨漏り診断士は、お客様の大切な住まいを守り、安心と笑顔を届ける素晴らしい仕事です。


